流星の絆 最終回

幼い頃に、両親を殺人事件で亡くしてしまった
３兄妹の犯人を追いつめる復讐劇。

途中から見始めたドラマだったけど、けっこうはまった。

最近は、次回が楽しみというドラマがなかったので
久しぶりに自分的にはヒットドラマだった。

最終回のあらすじ

時効当日。功一 (二宮和也) は、泰輔 (錦戸亮) と共に戸神邸に潜入するが、
犯人だと確信していた 戸神政行 (柄本明) からレシピノートのコピーを見せられ混乱する。

政行は14年前の事件の夜、幸博 (寺島進) を訪ねたことは認めたが、
自分が行ったときには、幸博と 塔子 (りょう) はすでに息絶えていたと言う。

「君たちの両親を殺したのは自分ではない！」

という、政行の言葉に泰輔は憤慨するが、功一は事件の夜、
何かを隠していた両親の様子を思い出し、政行の話を聞くことにする。

アリアケの味を金で買ったという政行の言葉は、功一・泰輔・静奈 (戸田恵梨香) に深く突き刺さる。
そして、これまで政行を信じ続けた息子・行成 (要潤)、妻・貴美子 (森下愛子) を落胆させることに。

政行は功一らに向かって土下座し、自分の過ちを謝罪する。

しかし、功一たちは簡単に信じることはできない。

柏原 (三浦友和) も 「14年もあれば辻褄のあった作り話をするのは難しくない」 と言う。

ところが、政行は自分の無実を証明できると必死に訴える。
じっと政行の言葉を聞いていた功一は、ある事に気がつく…。

両親を殺した本当の犯人はいったい誰なのか !?
果たして時効前に捕まえることが出来るのか？
功一、泰輔、静奈の未来は？

犯人は意外な人物だった。
この展開はまったく予想できずに、完全に原作者東野圭吾にやられた！
って感じだ。

この作品は、2008年上半期小説部門売り上げ No.1 の本格的ミステリー。

すでに原作を読んでから、ドラマを見ていた人は、最終回の展開を
どのように感じたのだろうか？
もしかして、原作とは違いラストになっているのだろうか？

ちょっと原作も読んでみたくなったな。

戸神政行 (柄本明) が、レシピを買った日、そう３人の両親が亡くなった日から
彼が１４年間ずっと保管していた物があった。

それは、ビニール傘。

雨が降っていたその日に、アリアケへ行ったのは、実は
戸神の前に、一人の男がいた。

その男は、入るときには傘をさしていたが、出て行くときは
雨がやんでいたので、傘を置き忘れて来てしまった。

戸神が家に入ったときには、二人はすでに殺されていた。

気が動転しながらもレシピを手に入れ、その場をあわてて去った。
そのときに、実は傘を取り違えていた、という

そう、その傘こそが、3兄妹の両親を殺した犯人が差していた傘だというのだ。

ビニール袋に厳重につつまれた１本のビニール傘。

それをじっと見つけていた功一 (二宮和也) は、あることを思い出し、
思わず体が震え出してしまった。
しっかりと握りしめた拳の震えは止まらなかった。

怒りと悲しみ、そして裏切りが彼の体の中に一気に充満したに違いない。

犯人と対峙する３兄妹。
皮肉にも、その夜は、綺麗な流星群が夜空を飾っていた。

DVD 流星の絆 DVD-BOX（2009年4月15日発売）【送料無料】

東野圭吾原作「流星の絆」は、2008年上半期小説部門売り上げ No.1 の本格的ミステリー。
原作の要素を大切に、脚本家・宮藤官九郎が得意とする青春ドラマの要素を加えたドラマ。
小学生のときに両親を何者かに殺された3人の兄妹…… 功一、泰輔、静奈。
3人はそれ以来ずっと、お互いの絆だけを頼りに生きてきた。

2009年4月に、DVDボックス発売予定。

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