日本テレビでドラマになった今市子の「百鬼夜行抄」
深夜ドラマがおもしろい。
また、原作にほぼ忠実に描いている作品が放映中である。
普通の人間には見えない不可思議なモノたちが見えてしまう飯嶋律。
彼とそのファミリーがさまざまな妖魔との出会いの中で紡ぎ出す不思議絵巻。
俳優と原作漫画を比べるといくらでも突っ込めてしまう。
それも、このドラマでは、いいところもあり
悪いところありといった感じだ。
主人公の飯島律は、なんか色白の好青年で
役者さんもあっているのではないかな。
石野陽子は、まずまず、ちょっと天然ボケお母さんというキャラか。
司ちゃんは、かわいい若い女優だったら誰でもいいとしておこう。
死んだお父さんは、渡辺いっけいが演じる。
見た目は人間だけど、その実は・・・?
白と黒の烏天狗コンビは、まるっきりの着ぐるみでなんか安っぽいなー。
でも中途半端なCGなんかより、愛らしくていいかもしれない。
原作漫画「百鬼夜行抄」は、今市子の世界に引き込まれ、
読者は、ラストでたっぷりと余韻に浸れているだろう。
日本テレビも、そこらへんはちゃんと演出でカバーしてみようと
その努力は見られます。
いやー、深夜ドラマで良かったよ。
いきなりのゴールデンだったら、テレビ界の掟により
数字をとるために、無茶苦茶な仕掛けと原作無視のストーリー展開
になっていただろうね。
毎週、予約録画を忘れないようにしないとな。。
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