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マイケル・ジャクソンの急死とコンピューターウィルス

マイケル・ジャクソン急死のニュースに便乗したスパムが出回っているようです。

また、マイケル・ジャクソン急死のニュースで感染するマルウェア
広がっているようなので、ご注意下さい。

以下、ITproから引用です。

 フィンランドF-Secureは現地時間2009年6月29日,
米国時間6月25日に死去した著名歌手Michael Jackson氏の話題でユーザーの関心を高め,
マルウエア感染を図る攻撃が実行されていると警告した。
同種のマルウエア攻撃は数件あるという。

 同社は6月28日,写真関連サイトと思わせる名称の
「photos-google.com」「photo-msn.org」「facebook- photo.net」「orkut-images.com」
といったWebサイトで,マルウエアをダウンロードするドロッパ・プログラム
「Michael-www.google.com.exe」が配布されていることを確認した。

ユーザーがこのファイルを実行すると,バックドア付きIRC ボットの「reptile.exe」「winudp.exe」
がパソコンに感染する。

さらに「Picture can not be displayed」(画像を表示できません)という
偽エラー・メッセージを表示する。

 同社のセキュリティ製品は,このドロッパとボットを「Trojan.Win32.Buzus.bjyo」として検出する。

日本エフ・セキュアF-Secure Internet Security 2009 3PC 3年版


 英Sophosは英国時間2009年6月26日,
世界的な人気歌手Michael Jackson氏急死のニュースを悪用した
スパム・メールを検出したとして,ユーザーに警戒を呼びかけた。

目的は,スパム攻撃に使う電子メール・アドレスの収集とみられる。

 6月25日,Jackson氏死亡の約8時間後に,

「Confidential===Michael Jackson(極秘情報―マイケル・ジャクソン)」などとする

件名のメールが大量に送信されているのを,同社研究所のSophosLabsが発見した。

 メッセージ本文には「Michael Jacksonの死に関する重大な情報がある。

秘密主義で信用できるどなたかにお話したい」との記述があり,
メールに返信するよう促している。

URLや電子メール・アドレス,電話番号などの連絡先は記載されておらず,
発信元の電子メール・アドレスは偽装されていた。

 Sophos上級技術コンサルタントのGraham Cluley氏は,

「Jackson氏の死亡は世界中に衝撃を与えたが,残念なことに,こうした重大ニュースは
スパマーにとって警戒心の薄いコンピュータ・ユーザーを罠にかける格好の機会になる。
このようなメールを受け取ったら,とにかく削除することだ」と警告している。

 また同氏によると,Jackson氏と同じ日に死去した米国人女優Farrah Fawcettさん
を題材にしたメール攻撃も確認されているという。